かなしいことがあったら呼んでね

詩みたいに書いた日記で、日記みたいに書いた詩です

だって全てを愛してるから

反対側の線路まで飛びこめるかなあ

思いきり踏みきりよくいけないのは

だって全てを愛してるから

ってことにさせてよ


楽しい日が

「晩ごはんの時間だから帰らなきゃ」

で終わる

健全な日

健全でないわたしは取り残されてしまった


快適だと思ってた窓のない冷房の効いた管理された部屋が

外に出た瞬間の本物の湿度で

偽物だったことに気づいてしまって

かなしくなった


きみのことは好きだけど

きみのことをそれ以上に好きになれないのは

きみがした仕事よりもわたしがした仕事の結果をわたしが愛してるから

ごめんね、わたしはやっぱりわたしが好きでした

自分が主人公だと思わないで

なんかバカみたいに見えるから

でもすぐにわたしに跳ね返ってくるよ

ごめんね、誰の脇役にもなれるわたしでいたいよ


反対側の線路まで飛びこんじゃおうかなあ

うまく愛してくものを選別してしまって

いっしょに死ねるものだけ

クラッチバッグに入れてける分の

それだけもって軽くなって